第11回地下電磁計測ワークショップ 「復興・遺跡調査」
会場 (独)奈良文化財研究所 (〒630-8577 奈良市二条町2丁目9-1)
http://www.nabunken.go.jp/index.html
参加費 懇親会を除きすべて無料
講演予稿集 実費販売
開催日 2011年 11月23日(水)、24(木)、25日(金)
共催 電子情報通信学会
東北大学グローバルCOE プログラム「変動地球惑星学の統合教育研究拠点」
協賛 (独)奈良文化財研究所、物理探査学会、IEEE AESS Japan
Chapter、IEEE GRSS Japan Chapter
11月23日 GPRデモンストレーション 13:30-16:00
遺跡探査に焦点を絞り、遺跡調査に必要な地中レーダ(GPR)の基礎知識について講義を
行った後、平城宮史跡においてGPRデモンストレーションを行います。
GPRを使ったことが無い方、教育委員会などで今後利用を考えていらっしゃる方も歓迎いたします。
13:30 奈良文化財研究所 平城宮跡資料館 小講堂
(参加費無料:当日参加可能ですができるだけ事前登録をお願いします)
11月24日
13:00-16:35 一般講演 8件 (システム、アンテナ、シミュレーション)
16:30-17:30 特別講演 1件 (遺跡調査)
18:00- 懇親会 カルメシ茶屋(会費 4000円:当日参加可能ですができるだけ事前登録をお願いします)
http://r.gnavi.co.jp/k028500/menu1.html
11月25日
9:30-12:15 一般講演 6件 応用(遺跡、復興、環境)
13:30-16:00
GPR チュートリアル (講師:佐藤 源之)
GPR利用に関する初心者、中級者向けの講習会。
遺跡調査などの必要があり、これからGPRを使ってみたい、あるいは既に使い始めているがいろいろな問題を抱えている自治体職員、実務担当者、技術者、研究者、学生などを対象にします。
第11回目を迎えました地下電磁計測ワークショップを下記の通り開催いたしますので多数の論文発表、並びにご参加をお待ちいたします。本ワークショップは地中レーダ(GPR)をはじめとする電磁気学的手法による地下計測に関する講演を広く募りますが、今回は「復興・遺跡調査」を小特集テーマとします。東日本大震災に係わる被害状況の把握と、今後の復興活動において、地中レーダの活躍が期待されます。また復興に係わる造成作業での遺跡調査なども必要となります。
その他、詳細はWeb情報をご参照ください。なお本ワークショップは宇宙・航行エレクトロニクス研究会(11月「地下電磁計測」)を兼ねています。
詳細については: http://cobalt.cneas.tohoku.ac.jp/users/sato/index-j.html)
問合わせ・申込先
(23日GPRデモンストレーション、24日 懇親会、25日 チュートリアル はできる限り事前登録をお願いいたします)
〒980-8576 仙台市青葉区川内41 東北大学東北アジア研究センター
佐藤 源之
(Tel&Fax:022-795-6074、sato@cneas.tohoku.ac.jp)
講演会プログラム
11月24日(木) 午後 システム,アンテナ (13:00〜14:40)
1.デジタル符号を用いた地中レーダ
○土井恭二(三井造船)・木村憲明(阪大)・弓井孝佳(三井造船)
2.同軸給電型指向性ボアホールレーダの使用可能な周波数帯の変更とフィールド実験による検討
○近藤慎平・海老原 聡・和田嘉人(阪電通大)
3.ボアホール内のダイポールアンテナへの電力供給法の検討
○河田健太郎・海老原 聡(阪電通大)
4.Polarimetric GPR Vivaldi Antenna Array and Experiments
○Wenjing Liang・Xuan
Feng・Shiyu Wang・Cai Liu・Qi Lu・Lilong Zou・Qiao Wang・
Hongli
Li(Jilin Univ.)
11月24日(木) 午後 シミュレーション,解析 (14:55〜16:35)
5.An integral equation method for calculating antenna resistive
loading -- Preliminary results --
○Fannian Kong(EM
Earth Consult.)
6.GPR simulation based on complex frequency shifted recursive
integration PML boundary of 3D FDTD
○Jing Li・Zhaofa
Zeng(Jilin Univ.)・Ling Huang(Institute
of Electronics, Chinese Academy of Sci.)・Fengshan Liu(Applied
Mathematics Research Center, Delaware State Univ.)
7.Quantitative analysis for GPR to locate underground utilities
based on improved Hough Transform
○Yonghui zhao・Miao
Jin・Jiansheng Wu(Tongji Univ.)
8.Developing of Polarimetric GPR Calibration Technique with
High-order Terms
○Lilong Zou・Xuan
Feng(Jilin Univ.)・Zhengshu Zhou(CSIRO
Math.)・Qi Lu・Cai Liu・
Shiyu
Wang・Wenjing Liang・Qiao Wang(Jilin
Univ.)
11月24日(木) 午後 遺跡調査(特別講演) (16:50〜17:30)
9.古代日本の官衙・寺院遺跡探査の実践 〜
奈良文化財研究所による近年のGPR探査
〜
○金田明大・西村 康・西口和彦(奈文研)
11月25日(金) 午前 応用(遺跡、復興、環境) (9:30〜12:15)
10.地下レーダ探査を用いた人工海浜の空洞化調査
○田中謙次・野村成宏(田中地質)・中島謙二郎(国交省)・小野信幸(エコー)
11.Research
on GPR Identification of the Voids behind Tunnel Lining Based on SVM
○Xiongyao Xie・Zhigao
Wang・Hui Qin(Tongji Univ.)
12.Velocity
spectrum analysis for dynamic groundwater level detection by GPR
○Hai Liu・Yuya
Yokota・Motoyuki Sato(Tohoku Univ.)
13.高精度地中レーダ(3DGPR)の遺跡調査、震災復興への利用
○佐藤源之・横田裕也(東北大)
14.3D GPR
Signal Processing for Detecting Natural Disaster Damages
○Ahmed Gaber(Tohoku
Univ.)・Yuya Yokota・Motoyuki Sato(Tohoku
Univ. Cneas)
15.高精度地中レーダを用いた樹根のバイオマス推定
○横田裕也・佐藤源之(東北大 東北アジア)