カンボジア実地雷原での地雷除去活動

佐藤研究室が開発している金属探知機と地中レーダ(GPR)を組み合わせた手動型地雷探査機ALIS(エーリス)は2009年5月よりカンボジア実地雷原での実地試験が開始されました。本試験はカンボジア地雷除去センター(CMAC)と東北大学との共同で実施するもので、ALIS運用の訓練を受けた4名のCMAC隊員が実際の作業に当たっています。これまで、アンコールワットの都シェムリアップ市近郊の農村で試験が行われ、2009年8月までに30個以上の地雷の検知に成功しました。金属探知機は地雷と金属片の識別ができないため、すべての反応を掘り起こす必要があり膨大な時間と経費を要しました。ALISは金属片を識別し、地雷のみを検知することができるので、地雷検知・除去の効率を格段に向上できる可能性を持っています。