2019年度 電磁気学II 佐藤 源之 担当分
電磁気学 講義ノート 2019
2015年度 電磁気学II 実施予定
2015年4月
講義担当 佐藤 源之、高木 敏行、橋爪 秀利,羽根 一博
講義教室 機械系第4講義室
開講日 火曜1限
1.
目的
機械知能・航空工学の研究分野に密接に関連した電磁現象の工学的応用例を紹介しながら電磁気学Iで履修した内容を発展させる。
2.概要
電磁波と計測への応用、導体中の電磁場と非破壊評価法、電気電子回路に用いられるインダクタンス,モータやトランスの磁気回路,電波や光の伝送に用いられる導波路、超伝導現象などのテーマについて、電磁気学を基礎とする説明を行ったうえで応用例を紹介する。
3.達成目標等
電磁場と物質の相互作用を理解する。数値解析手法や具体的な利用例を通して、電磁気学の工学応用に関する基礎事項を修得する。
他の授業科目との関連及び履修上の注意
「電磁気学I」ならびに「数学I」を履修し十分内容を理解していることを前提としている。
授業計画
1.
マクスウェル方程式と電磁波の基礎
2. 反射・屈折現象と電磁場数値シミュレーション
3. 電磁波計測への応用
4. 準静的マクスウェル方程式
5. 準静的電磁場のポテンシャルによる定式化
6. 渦電流によるジュール熱と電磁力
7. 渦電流の応用
8. マイスナー効果とロンドン方程式
9. 臨界電流モデル
10. エネルギー損失機構
11. インダクタンス
12. 磁性体と磁気回路
13. ガイド波と導波路
14. まとめ
15. まとめ
成績評価の方法及び基準
合否を含む成績は定期試験を主体とするが、講義中のレポート、出席状況も考慮する。
教科書・参考書(教書名をクリックすると図書館の所蔵・貸出状況を確認できます)
[参考書]砂川重信:電磁気学の考え方, 岩波書店, 1993
[参考書]稲垣直樹:電磁波工学, 丸善, 1980
[参考書]坪井 始、内藤 督:数値電磁界解析法の基礎, 養賢堂, 1994
http://cobalt.cneas.tohoku.ac.jp/users/sato/ElectromagneticsII1.htm
2015年度講義担当予定
4月 14日 佐藤
21日 高木
28日 高木
5月 12日 橋爪
19日 橋爪
26日 橋爪
6月 2 日 佐藤
9 日 高木
16 日 高木
23 日 佐藤
30 日 佐藤
7月 7日 羽根
14 日 羽根
21 日 羽根
28日 定期試験
講義全体に関係する資料
2015年度
1回目 配付資料 電磁気学IIのねらい PPTスライド
合否を含む成績は定期試験を主体とするが、講義中のレポート、出席状況も考慮する。
(補足)
試験問題は4人の担当教員が作成した問題4問に回答する。
また定期試験以外の通常点を評価に加えることもある。