一般公開講演会:「電波科学と安全・安心」
〜電磁波の建造物非破壊検査への応用〜
Radio
Science and Social Safety
-Application to Nondestructive Testing of Buildings-
http://magnet.cneas.tohoku.ac.jp/satolab/satolab-j.html
国連防災世界会議(仙台)の開催に合わせ、電波科学を利用した減災・防災技術、安全・安心のための技術開発を紹介します。装置の開発、利用に関する講演会に加え、各種レーダー装置の実機動作をご覧いただけます。
講演日時:2015年3月16日(月)10:30〜13:00
講演会場:東北大学 東北アジア研究センター大会議室
(〒980-8576 宮城県仙台市青葉区川内41 川北合同研究棟4階)
http://www.cneas.tohoku.ac.jp/access.html
仙台市営バス 東北大学入試センター前 下車徒歩3分
主催: 東北大学東北アジア研究センター
後援:次世代安心・安全ICTフォーラム
入場無料、事前登録不要
問合せ先:佐藤研究室(中井) (022)795-6074 nakai-n@cneas.tohoku.ac.jp
関連する国際防災会議パブリックフォーラム(3月15日 15:10-16:50)の情報はこちら
(10:30〜12:00) 講演会
1.木造建造物耐震診断用レーダーの開発
(東北大学
東北アジア研究センター 佐藤 源之)
2.ミリ波サーモグラフィーのセキュリティー応用
(東北大学 大学院工学研究科 佐藤 弘康)
3.高周波パルスエコーを用いたイメージングの非破壊検査応用
(情報通信研究機構 福永 香)
(12:00〜12:30) 展示及び実機デモ
1.赤外線2次元ロックインアンプを用いた建造物非破壊検査(NICT)
2.東日本震災による被災家屋の電磁波計測ケーススタディ集(NICT)
3.ミリ波サーモグラフィー(東北大学)
4.20GHz帯木造家屋耐震診断用レーダー試作機(三井造船)
5.荒砥沢GB-SARモニタリングのリアルタイム干渉画像(東北大学+栗原市)
(12:30〜13:00) 佐藤研究室ラボツアー
東北大学佐藤研究室ではこれまで、地下電磁波計測手法の開発と応用、マイクロ波リモートセンシング技術・電磁波計測技術の応用、地表設置型合成開口レーダー、建造物非破壊検査法等の様々な電波応用技術の研究開発を実施してきました。ラボツアーでは、これらの実験装置の実物を展示・解説します。
・カンボジアで活躍する人道的地雷除去用センサー「ALIS」
・津波被災者捜索に使われている大型アレイ型地中レーダー「やくも」
・荒砥沢崖崩れをモニタリングする地上設置型合成開口レーダー
赤外線非破壊検査(NICT) ,
高周波パルスエコーを用いたイメージングの非破壊検査(NICT),
ミリ波ハンディ装置(東北大学工学研究科)
津波被災者捜索に使われる「やくも」 カンボジアで地雷除去を行う「ALIS」