国連防災世界会議 パブリック・フォーラム
電波科学による防災・減災と地方自治体との連携
Disaster
Mitigation by Radar Technologies and Collaboration with Local Governments
レーダー技術は衛星、航空機、あるいは地表で遠隔地をモニタリングする技術です。本フォーラムではレーダーで得られた防災・減災のための情報を地方自治体に提供する仕組みについて東北大学が実践してきた事例を通じて、地方自治体の皆様と情報伝達がどうあるべきかについて考察します。地滑りや火山活動に伴う地殻変動などの計測ならびに、震災復興に伴う遺跡調査や津波被災者捜索への利用について宮城県、福島県、岩手県での活動を紹介し、その利用を展望します。こうした自然災害の可能性をもつ地域の自治体の皆さんと広く意見交換を行う機会としたいと思います。
日時： 2015年 3月15日 15時 15分〜16時 45分
会場： 仙台市民会館
主催： 東北大学 東北アジア研究センター 後援：東北森林管理局
開場時間 15時 10分
関連する一般講演会・研究室公開（3月16日 10:30-13:00）の情報はこちらです。
防災・減災の活動事例紹介 15分ｘ５ （75分）
東北大学における電波技術の防災・減災への利用
佐藤 源之 （東北大学 東北アジア研究センター 教授）
研究室紹介 金属探知器による捜索 津波被災者捜索 GB-SARによる崖崩れモニタリング
平成20年岩手・宮城内陸地震と栗原市の対応
佐藤 喜久男 （栗原市 総務部 次長兼危機管理監）
荒砥沢崩落地における東北森林管理局の取組み
飯島 康夫 （東北森林管理局宮城北部森林管理署 宮城山地災害復旧対策室 室長）
東日本大震災と宮城県における遺跡調査
佐久間 光平 （宮城県教育庁文化財保護課 技術副参事兼技術補佐 ）
東日本大震災における行方不明者の捜索活動
渡邉 嘉則 （福島県警察本部 警備部 警備監）
総合討論、意見交換 （20分）
参加費： 無料
参加方法：メールあるいは電話でお申し込みください。当日参加も可能です。
nakai-n@cneas.tohoku.ac.jp、022-795-6074 （中井）
問い合わせ先：
東北アジア研究センター 佐藤 源之
sato@cneas.tohoku.ac.jp
(022)
795 6075